賃貸 初期費用 お部屋を借りるときにかかる８つのお金

こんにちは！お金が常にないので最近キムチばかり食べているたつやです。

僕は通算１０回以上引越しを経験しているのですが、毎回この「初期費用」というやつに頭を抱えています。前家賃、日割り家賃、敷金、礼金、保証金、火災保険、家賃保証、安心サポート、仲介手数料、90％以上が漢字で構成されている意味不明な日本語たちです。

さらに消毒費用、鍵交換費用、クリーニング費用、害虫駆除費用、事務手数料など本当に支払わなくてはならないのか疑問になるような項目まで・・・

すごく笑顔で素敵な営業マンさんたちが作成した見積もり、正しそうな気もしますが・・・

最近はやりの初期費用

初期費用にもブームがあるんです。少し前なら賃貸物件でも敷引きや償却なんて言葉が記載された契約書が主流でしたが、最近は減少気味。絶賛流行り中なのは、「●●●サポート２４」のような謎の安心サービスでしょうか。

さっそく関西で主流の初期費用をご説明します。

１、前家賃

２、日割り家賃

３、敷金

４、礼金

５、鍵交換費用

６、火災保険

７、保証料

８、仲介手数料

とにかくたくさんのお金を支払わなくてはいけないということがわかります。

前家賃と日割り家賃

家賃というものは基本的に前払いになっています。ですのでたとえば

5月1日入居の場合：5月分家賃を初期費用として支払う

6月15日入居の場合：7月分家賃と6月15日からの半月分家賃を初期費用として支払う

こんな感じになっています。

入居の日付にもよりますが、最低1ヶ月分はかかる計算式で見積もりするので、5月20日入居だから11日分しかしはらなくてもいいってことにはなりません。1ヶ月分＋11日分(31日ー20日)となります。

ですので、特別に急いでない限り1日付けの入居がオススメです。

古い物件だと日割り家賃を免除してくれる大家さんもいらっしゃるので、そこの交渉は不動産屋にお願いしましょう。

敷金

これは地域によっては保証金と呼ばれているものなんですが、分かりやすくいうと「なんかあったときのお金」を大家さんに預けておくシステムになります。退去時にクリニーング費用などを差し引いて返却されます。

最近は敷金０円の物件も増えてきていますが、通常１ヶ月ぐらいはかかります。ただ、最近は敷金返還請求が多いことから敷金ではなくて礼金という形で多めに設定している大家さんもいます。

礼金は入居者さんに返さなくてもいいですからね。

礼金

読んで字のごとく、お礼のお金、謝礼金です。大家さん入居させてくれてありがとうという意味のお金です。人気のマンションだと高い傾向にありますがそれでも家賃2ヶ月分といったところでしょうか。

先ほどの敷金の項目で述べたようにこちらは返却しなくても良いものなので、一度支払ったら戻ってきません。

鍵交換費用

鍵交換費用とは、自分が入居するときに、前入居者が使用していた鍵から自分が使用する鍵に交換する際に発生する費用のことです。

前に住んでいた人が合鍵を作っていた場合に、いつでも入れてしまう状況を防ぐためにセキュリティの面を考慮して行われるものです。

鍵交換費用は初期費用の中に含まれている場合が多く、契約するなら支払ってくださいといったものが多いです。

ただ、これ本来は貸主（大家さん）が支払った方がええんちゃうか？って厚生労働省のガイドラインでは言われているんです。法律で絶対に鍵交換費用を支払わせてはならいない！と決まっているわけではないので、条件として記載されていたら支払うしかないかな・・ってな具合です。

相場は15000円から20000円程度です。

火災保険

これも必ず加入しなければならないものです。ほとんどの場合、管理会社指定の火災保険に加入することになります。値段の相場は15000円から20000円ぐらいです。

保証料

これは家賃保証会社に保証を依頼するときのお金です。最初は連帯保証人が用意できない方に対するサービスでしたが、最近では連帯保証人がいても強制加入としている物件も数多くあります。

初回家賃の30%や50％程度が相場でしょうか。悪徳不動産ですと家賃の1ヶ月分を請求してくることもあるので注意が必要です。

仲介手数料

これは物件探しや見学案内をしてくれた不動産屋に支払うものです。法律で家賃の1ヶ月分と消費税までしか請求してはならないとなっているので、上限は家賃1ヶ月分です。１０万円のお部屋なら108000円、７万円のお部屋なら75600円です。

ただ、最近は半額や無料の不動産屋も増えてきているので、総合的にどちらがお得かを判断して契約することをオススメします。

ちなみに花沢不動産は無料です。

まとめ

このようにお部屋を決めるにあたって必要になってくるお金というのは非常に複雑でたくさんの項目に分かれて見積書が作成されます。

物件によって違うのはもちろんのこと、不動産屋、不動産屋の担当営業マンによっても見積額が変わってくることもあるものです。しかも数万円単位で違ってきます。

「早く契約しないとなくなりますよ」という言葉で焦って契約してしまわないように気をつけましょう。