フリーレントってどういう意味？どうせ高くつくんでしょ？

大阪で賃貸を探している「フリーレント」という文字を良くると思います。直訳すると家賃がタダですよって意味で一見するとすごくお得に感じます。
さて、このお得に見えるフリーレントですが、どんなメリットデメリットがあるんでしょうか。

フリーレントってどういうこと？

冒頭で説明した通り、フリーレントは「家賃が無料」という意味です。

例えばフリーレント1ヶ月といえば「家賃が1ヶ月無料」という意味です。

初期費用の前家賃すらも無料になるところもあれば、そうじゃないところもあります。
とにかく、「フリーレント相談」や「フリーレント1ヶ月」などと記載されているお部屋は、家賃がその期間かからない。というお部屋です。

なんでフリーレントが設定してあるの？

フリーレントは家賃がタダになるわけですから、入居者さんにメリットのある契約です。
ただ、日本語には「タダより怖いものはない」という言葉があるくらい無料の裏には訳があると疑いたくなりますよね。

・事故物件である
・相場より家賃が高い
・騒音など訳あり物件

これらの理由があるのかもしれません。

大家さんにとってのフリーレント

大家さんにとってのフリーレントとは、初期費用が下がるし、家賃も無料だし、いいことは一切ないように見えます。

ただし

・入居者が早く見つかる
・家賃を下げなくてもイイ

というメリットがあります。

入居者が早く見つかるというのは説明する必要もないくらい単純明快です。家賃がタダなら入居者さんが見つかる！ということですね。

家賃を下げなくてもイイというのは、相場よりも高い家賃だけど・・・というニュアンスも実際には含まれています。

だけど

仮に6万円のお部屋のフリーレントが2ヶ月だった場合、12万円の節約ですよね。
これを2年契約で考えると月々・・・5000円の家賃値下げと同等になるんです。

5000円ってすごく大きな額ですよね。家賃交渉で5000円も下げる時って結構大変です。

なので、フリーレント物件に長く住む場合は相場観を持って事前によく調査しないとダメですね。ただ、2年くらいで次のお引越しを検討される場合は、相対的にメリットのほうが大きくなります。

不動産屋にとってのフリーレント

不動産屋さんの報酬は「家賃＝仲介手数料」となっています。

つまり家賃の減額交渉をすること＝自分たちの報酬も減らす交渉をしていることになるんです。
フリーレントの場合は、家賃はそのままで初期費用が下がっていることになるので、仲介手数料の減額もなく、お客さんにも喜んで貰える仕事ができることになります。

フリーレントのデメリット

フリーレント物件のほとんどは、短期違約金が設定されています。

短期違約金とは、◯年縛り。

携帯電話を契約するときのアレです。◯年以内に解約すると◯万円ってやつです。これが最大のネックになる場合もあります。

さきほど、2年くらい住むのならフリーレントは得だと言いましたが、2年以下の場合は違約金が発生して大損となってしまう場合もあるんです。ここは要検討ですね。

フリーレントのまとめ

時として家賃減額交渉よりも効果を発揮するフリーレントシステム。

初期費用がかなり安く抑えれるのが最大のメリット

縛り契約が最大のデメリット

家賃も相場通り、なおかつフリーレントならおすすめ物件ですね！

そんなフリーレントのご相談も是非とも花沢不動産まで！

それでは！