早く申し込みしないと無くなりますよ！は嘘？

階段で５階まで上がらなければいけない物件について、馬鹿正直に

「この部屋は絶対に不人気なんで急がなくても大丈夫ですよ」

と言ってしまう僕です。たつやです。

大阪で賃貸のお部屋を探したことのある方なら１００％言われたことのある営業マントーク

「人気物件なんで早くしないとなくなりますよ」

について、本当なのかどうか考えてみました。

そのお部屋は本当に人気物件なのか

実際に広くて安いお部屋は人気物件です。某スーモとか某ホームズで検索したときに

これっておとり物件じゃね？条件良すぎじゃね？

と思ったのに実際に募集中のお部屋などは速攻で決まります。

秒で争っているとまで言うと怒られそうですが、実際に見学にいかずとも契約されてしまう超絶人気物件というのも世の中には存在します。

ただそういう物件って、すでに「空きが出たら申し込みしたいので、すぐ連絡ください！」というお客さんがいるんですよね。スーモやホームズになんて掲載すらされないです。

教訓１：ガチの人気物件はインターネットに掲載される前に無くなる

ネットで検索できない物件

引越しを考えている方っていうのは、だいたい１〜３ヶ月前くらいからネットでお部屋を検索したり不動産屋に相談に行ったりします。

「駅徒歩５分で家賃は７万円以内、間取りは１DK以上でペット可能物件ってありますか？」

今はぶっちゃけ無いので、そういった物件が入り次第連絡します。

こういった事例や

「んー３０２号室じゃなくて角部屋がいいですねー。空きが出たら連絡ください」

わかりました。1ヶ月前くらいから募集情報出ると思うので、連絡します。

っていう事例もたくさんあります。

世の中には大家さんの都合で「ネット掲載不可」物件というのも数多く存在するため、直接不動産屋に相談に行くか、チャット不動産で自宅にいながら相談しない限り、そういった物件を知ることができません。

教訓２：ネット掲載不可物件も多く存在するため、チャット不動産で自宅にいながら相談するべき

ネットに掲載されている中では、そこそこ人気ですよ

不動産営業マンがよく言う

「人気物件ですから早く契約しないと無くなっちゃいますよ」

そう言われたお部屋がスーモやホームズなどのポータルサイト(物件が何百件と掲載されているホームページ)に掲載されている場合は、結構な確率で普通の物件です。1秒で埋まるほどの人気ではない。

その普通の物件の中でも、そこそこ人気ですよという意味で捉えた方が正しいのかもしれません。

教訓３：ネット上に掲載されている物件は、結構ふつうの物件。

普通と感じるか、最高の部屋と感じるかは人によって違う

じゃあ普通の物件だから高かったり、狭かったりするかというとそういうわけではありません。

どうしてもガスコンロが使いたいという人がIHのコンロ物件を契約しないですし、ペットを飼っている方は、ペット不可物件には見学にすら行きません。

大阪のデザイナーズマンションは凝りすぎてて落ち着かないという人もいれば、シンプルすぎておもしろくないという人もいます。

「人気だから」

そういった目線ではなく、自分がここに住みたいと思えるようなお部屋に出会えることが一番ベストなお部屋探しだと思います。

不動産はご縁ものですので、

「１日考えます。」

といった次の日に、お部屋が埋まってしまうことは十分ありえます。

ただし、そういったお部屋はご縁が無かったと割り切るのも物件探しのコツですね。

まとめ

不動産営業マンがよく使う「早くしないと埋まりますよ」ですが、それが正しいか間違っているかを判断するのは”相場観”をしっかり掴んでおくことが重要になってくると思います。

その時の相場をスーモやホームズなどのポータルサイトを何時間も見て養うか・・・

信頼できる不動産営業マンを見つけて、任せるのか・・・

すべてはお客さん次第です。