【2018年度】初めて賃貸契約を考えている方へ – 賃貸用語集

こんにちは。初めて賃貸物件をお探しの方に向けて不動産業界の専門用語をご説明したいと思います。

賃貸契約でよく使う言葉

不動産屋の営業マンと話していても「？」と思うことってありませんか？管理会社が・・・定借なんで・・・短期違約金が・・・

こんな専門用語を使われても意味がわかりませんよね。

そこで、なるべく噛み砕いて専門用語をご説明したいと思います。

賃貸（ちんたい）

借りるという意味です。不動産業界では主に、賃貸借契約のことをいいます。

賃貸人（ちんたいにん – おおやさん）

主に、大家さんのことです。

「賃貸人は当社です。」

賃借人（ちんしゃくにん – おきゃくさん）

これはみなさんのことを言います。お部屋を借りる人のことです。

重要事項説明書などに出てきます。

「賃借人は騒音を出してはならない。」

賃貸借契約（ちんたいしゃくけいやく- ちんしゃく- けいやく）

ずばりお部屋を借りる行為のことです。

部屋を借りる＝賃貸借契約

と覚えてください。ちんしゃく、けいやく、など省略することもあります。

管理会社（かんりがいしゃ-かんり）

大家さん側の業者のことです。大家さんの代わりに部屋の管理を任されている人です。

「管理会社に確認とりますんで」

なんて使い方をします。つまり、大家さんに確認しますと同じ意味です。

かんりがいしゃ、かんり、家主側の業者なんて言い方をします。

大家さん（おおや – かしぬし – オーナー – やぬし）

その部屋の持ち主です。みなさんは、この大家さんから部屋を借りることになります。

貸主（かしぬし）物件オーナー（ぶっけんおーなー）、家主（やぬし）なんて言われ方もします。すべて同じ意味です。

「貸主に許可を得ないとペットは難しいです。」

物件（ぶっけん – へや）

これはみなさんが借りる部屋のことです。

「物件を見に行きましょう！」

現地（げんち）

部屋の所在地や場所をさします。

「現地集合でお願いします。」

敷金（しききん）

大家さんに預けておくお金のことです。退去時の原状回復費用にあてられます。

「敷金１ヶ月です。」

と言われた場合、「大家さんに預けるお金は家賃の１ヶ月分になります」という意味です。

原状回復費用（げんじょうかいふくひよう – たいきょひよう）

退去する時に部屋を元の状態に戻すお金です。住んだ年数などが考慮されるので、ピカピカにする必要はありません。

退去費用（たいきょひよう）と言われた場合、原状回復費用を含んでいる場合が多いです。

退去（たいきょ – かいやく）

退去とは、部屋を解約して引越しをすることです。

「退去通知は１ヶ月前までにお願いします。」

礼金（れいきん）

大家さんにプレゼントするお金です。敷金と違って返金されることはありません。

「礼金はカットできません。」

短期解約違約金（たんきかいやくいやくきん – いやくきん）

最近流行りの契約方法。６ヶ月未満の解約の場合２ヶ月分の家賃、2年未満の解約の場合は1ヶ月分の家賃を違約金として支払うこと。なんて書いてあります。

携帯電話の2年縛りみたいなものです。

短期解約特約（たんきかいやくとくやく）と呼ばれることもあります。

「短期解約特約ついてるんで、1年未満の退去は気をつけてください。」

特約（とくやく）

賃貸契約に特別についている約束事です。

ペット特約　ー　ペットを飼う人は退去の時に10万円払え
民泊特約　ー　民泊をやった人は罰金だぞ！

のように、特にやってはいけないことに対して特約と呼ぶことが多いです。

「あーこの物件、特約で短期解約ついてますね。ピアノも特約で禁止ですわ。」

仲介手数料（ちゅうかいてすうりょう – てすうりょう – ちゅうて）

不動産仲介業者（お客さんを探すところ）が大家さんとお客さんから貰うお金です。法律で家賃の１ヶ月（税別）が上限と決められています。

CMをやっているような大手不動産は52.5%が多く、街の不動産屋は１ヶ月分が多いです。

ちなみに花沢不動産は０円です。

「手数料０円のほうがめっちゃ得やん」

フリーレント　（ふりーれんと）

タダで借りれるという意味です。１ヶ月フリーレントなら１ヶ月分家賃タダ。初月日割りフリーレントなら日割り家賃がタダ。という意味です。

「１ヶ月フリーレントついてくるんで初期費用が安いです」

保証人(ほしょうにん – れんたいほしょうにん – れんほ)

連帯保証人のことです。

みなさんが家賃を滞納したり、音信不通になったときに滞納した家賃や修繕費を立て替えて支払う人です。普通は親や兄弟がなります。友達だと厳しい。

「保証人さんはいますか？」

緊急連絡先 (きんきゅうれんらくさき)

保証人がいない時や、審査に落ちてしまった時に付ける人です。

みなさんに連絡が取れなくなってしまった時に、電話がかかってきます。緊急時の連絡先です。お金の立て替え義務は一切ないので、とにかく連絡が取れなくなったときに必要な人です。

親族のほかに会社の上司なども可能な場合があります。

「緊急連絡先でもいいですよ。」

保証会社（ほしょうがいしゃ）

家賃の滞納や退去の修繕費を万が一、支払わなかった場合に立て替えてくれる会社です。最近は保証会社の審査を通さないとお部屋が借りれません。

保証人とは全く別のものなので、保証人がいるからといって外すことはできません。

「保証会社の審査に落ちました。」

保証料（ほしょうりょう）

保証会社に支払う保証金です。初回に家賃の30%~100%を支払うことによって保証を受けることができます。審査に通すだけなら無料なので、請求されたら消費者生活センターに相談してください。

内見（ないけん – けんがく）

見学に行くことです。

「内見の予定はいつにしますか？」

内覧（ないらん – けんがく）

見学に行くことです。

「内覧ですが、本日行きましょう！」

申し込み（もうしこみ）

物件に住みたいです！と申請することです。申し込み書類に必要事項を記入して、身分証明書のコピーと一緒に送付することが定番です。

基本的に先着順なので、内見に行く前に申し込みをすることも繁忙期には多々あります。

「めちゃくちゃ人気の部屋なんで、申し込みだけしちゃいましょう」

審査（しんさ）

物件に住めるかどうか、収入や勤続年数などから判断してもらうことです。現在は保証会社の審査のことを指す場合がほとんどです。

たまーに大家さんの面談審査があるところもあります。

「審査通したんで、２、3日以内に電話があると思います。」

むずかしい賃貸用語も気軽にご質問ください

とりあえず、お客さんが聞いても分からないだろうなという用語を集めて見ました。まだまだ追加していく予定ですので、「不動産屋が呪文のような言葉を発していて意味がわからない」と思った方は、またいつでも覗きに来てください。

それでは！ワクワクするような賃貸ライフがあなたに訪れるように！

バイバイ！