賃貸契約の2年契約って解約してもいいの？

こんにちは！

ソフトバンク携帯を2年縛りで購入して、ソフトバンクエアーを2年縛りで契約して、ソフトバンクエアーの本体代を3年の分割で購入して、実質４年間縛られているのに、半年目ですでに使用していないという契約に亀甲縛りをされているたつやです！

携帯電話の購入で2年契約＝２年間は解約できないor解約すると違約金を請求される

これが賃貸契約にも適用されると思っている方、多いんじゃないでしょうか？

最近では、携帯電話業界の商法を真似て「1年以内の短期解約は家賃の1ヶ月分がかかる」なんて契約条項を設定している貸主さん（オーナー）も増えてきていますが、基本的に契約書に記載されていない場合、違約金などの請求はありません。

契約書および重要事項説明書を確認する

新しくお部屋を決めた際に「重要事項説明書」と賃貸住居用契約というという漢字ばかりで読む気の起きない書類をもらっていると思います。

その書面の解約予告や違約金に関する項目があると思います。基本的にそこに記載してなかったら途中解約をしてもセーフです。たまに最後の備考欄に記載してあることもありますので、よくチェックしましょう。

「1年以内（未満）の解約・・・」とだけ記載されていた場合、1年経過〜2年目の違約金は設定されていませんので、違約金はかかりません。

短期解約金とは別の違約金

基本的に消費者にとって不利な契約は無効とされているので、仮に「1年以内の退去は残りの期間の家賃を全額支払う」となっていても無効です。

期間に関する違約金は、おおよそ1ヶ月分に設定されていることが多いので契約する前によく確認しましょう。

1ヶ月前にしなければならない解約告知

短期解約の違約金とは別に設定されていることの多い1ヶ月前告知に関して、先ほどの違約金とは別物になるので注意が必要です。

「もう住んで1年1ヶ月だし、違約金はないはずだし来週退去しよう！」

こんな場合は確実に違約金が発生してしまいます。

ほぼ全ての賃貸契約では、解約告知は1ヶ月前までにすること、と定義されています。たまに2ヶ月前までなんてものもあるので、短期解約違約金が適用されないからといって即日退去が可能とはなりません。

1ヶ月前予告ができない場合は”家賃の1ヶ月分を支払う”となっていることが多いので、節約したい場合はなるべく早めに管理会社に連絡しましょう。

その他にもペットを無断で飼っていたときの違約金やハウスクリーニングに関する違約金などが設定されている場合があります。

さきほどもいったように、消費者が一方的に不利になる違約金契約は無効となりますが、一番いいのは後々のトラブルを回避するためにも契約時にきちんと不動産屋に説明を求め、しっかりと理解しておくことです。

もし、引っ越しをご検討されている段階で違約金がかかるのか良くわからない方は、契約書と重要事項説明書を写真に撮って下記のLINEよりご相談ください！

それでは！