新年度から始める宅建士。独学で働きながら5ヶ月で宅地建物取引士を取った私の勉強法。原付き免許は過去に落ちてます。
はろー!えぶりわん。GWもあと残りわずか。みなさんエンジョイしてますか?独身時代は嬉しかったはずの連休も子供が出来ると保育園まだ休みっ!?と思ってしまいますね!
さて、新年度なので資格取得など考えている方も多いと思います。
私は資格といえば、原付き免許と中型免許と運転免許くらいしか持っていません(ちなみに原付き免許は1回落ちてます。伝説の女って言われてます。そんなに珍しいのかな?)が不動産業未経験のときに宅建士(当時は宅建主任者)を取りましたので独学でも間に合う勉強法について語ってみようと思います。
まずは、テキスト。
これを買うのかーと思った人、ごめんなさい。
買ったんですけど、難しくて読まなかったです。
辞書的な扱いで読むと良いよーと人にきいたのですがそんな使い方にしても解説が難しくてよくわからなかったので。
とりあえず、このシリーズ(こちらは2016年度版)
みなさん一度は見たことが有るかもしれない↑シリーズ・・・しかし2017年今年リニューアルされて古めかしいこの表紙は一新されてしましました(笑)
↑最新版です。なんかほんわらみたいな絵になってしまいました。ブックカバーで表紙隠さなくてもよくなったんですね。。。少し悲しい。(笑)
中身に関してはほとんど変わっていないはずです。20年くらい前から出てる本なので。
で、私は当時あった「まる覚え宅建塾」というテキストの中身をより凝縮した本を常に持ち歩いていました。先程調べてみましたが2017年度のはないので、去年でなくなってしまったようですね。ざんねん。
↑メインの教科書なので、これは買っておくべきですね。
教科書をとりあえず意味不明でもいいので軽く全部目を通します。やる気が出たら過去問を解くターンに入ります。
では私の勉強方について書いていきます。
まずは過去問集を分解
とりあえず、宅建塾の分厚い教科書と過去問集(壱・弐・参)トータル4冊を購入します。
で、私の時は、この過去問集を単元ごとに引き裂いて分けて、製本テープで製本しました。
宅建塾の過去問集のいいところは、単元ごとに切っても、答えが単元の中にある(つまり過去問集の一番最後にまとめて解答があるわけではない)のでその薄っぺらい問題集を持っておけば答え合わせもそのまま出来るのです。もちろん簡単な解説も載ってます。
で、その単元ごとに切った問題集を仕事に行く時に1冊ないし2冊づつ持ち歩けば、勉強し易いんですね。
バスとか電車で通勤される方は貴重な学習時間ですが、あの重たい過去問集は持ち歩きづらいので効率良く勉強するのならバラすのがおすすめです。
テキストは重たいのしかないですが、とりあえず持ち歩いて過去問解くのは難しいって時にはテキストを開いて、へーって思えば大丈夫です。
暗記するやつをひたすらノートに書きなぐるのもOKですね!
「全部バカ赤担保バカ、あーバカ瑕疵バカ地上バカ、一部数量どちらもバカだ、一部は悪意で減額だ」←これで売り主の担保責任についてコンプです。らくらく宅建塾ありがとう。
単元ごとに分けて終わったら日付を書く。
これ自分のモチベーションアップに必要だったのですが、小分けにした問題集の(単元ごとに分けたのでタイトルがあると思います。【民法】とか書いてあったと思います。)
その表紙部分の空いてるところにやり終えた日付を書いていくのです。
過去問は最低3周したいです。てか時間が許す限り何周もしましょう。簡単に言えば、その日付が1冊につき3回書いてあればOKというわけです。あの分厚い過去問×3冊を3周・・・・。と考えると憂鬱になりますが、ペラい問題集を作っておけばこれくらいなら出来るんちゃう?って気になります。(私の場合)
とりあえず一周して、その後はランダムにやっていくもよし。とりあえず終わったら終わってない単元の山から順番に終わらせていきます。最終的には苦手な単元をメインにやっていくのも手です。
(ちなみに私は税法が苦手で、税法0点で合格しましたが1点でも多く取れるに越したことないです。)
おすすめのノート。
えーっと。ノートもA4のB罫のやっすいのを横に真っ二つに切って使ってました(なぜ)
まぁ、簡単に言えばノート一冊持ち歩くのがでかいので邪魔だなぁと思ってハサミとかカッターとかで切ってしまってましたね。
で、ノートには
こんな風に汚い字で、書いていくわけですので大きいと次のページに行くまで隣の人に汚い字と変な絵を見られてしまうのでノートはコンパクトにぐちゃぐちゃになったら次のページに次に次にと使っていきます。1冊終わるまでも早いので、なんだかすごく勉強してる気になります。
小分けにした1単元ごとに終わればすぐに答え合わせ。
皆さん馬鹿じゃないのでわかっていると思いますが、過去問を解く際に、明確な解答が出来て初めて○なので、なんとなくこれっぽいから○なんてしないでくださいね。3個めみたいなことになったときに
1)うん。これは正しい。
2)ここの部分が不安だけど正しい。
3)誤り。○○部分が間違ってる。
4)誤りって。ってあれ?
で3)が正解でOKだったとしても4)の部分がうやむやになっていると絶対に落ちますのでここを必ず理解することが大切です!
合ってたらノートには大きく○!間違えたら大きく×!
これがポイントです。
で、正解のやつも間違えてるやつもきちんと解説に目を通す。
間違えた問題は、問題文の横に鉛筆で軽くチェック入れます。
で、間違えたところだけその場ですぐに復習。
答えを覚えていたとしてもすぐにやり直します。やり直して○になったらチェックを消す。
最後は○ばっかりのノートが出来ます。なんか気持ちがいいですね!
きっと自信につながってゆきます。どんどんこなしていきましょう。
やり方がわかればこの調子でどんどん過去問を解いていきます。
わからない箇所があれば、テキストに大体は書いてます。
それでもわからなければネットで検索すれば大体の答えは出ていますので、それを見ていきます。
金がない人ほど、金を使うべし。
夏頃になったら夏期特別講座とか、直前講座とか宅建士答練講座とか書いてる資格学校が出てきます。独学とはその名の通り孤独な学習と書きます。心配になってきます。
ききたいこととか不安な部分も増えていきます。なので私はとある学校で8月のお盆過ぎから宅建士答練講座だけ受けました。(オール独学ちゃうやんけ!とそう言わずに最後まで目を通していただけると幸いです。。。)
領収書はしおりに使う。
ええ。払いましたよ。5万円。まぁ地味に痛い金額でしたよね。
(数ある資格学校に電話かけたらある程度、金額に関してはネゴ出来ましたので色々な学校に問い合わせをしてみて一番利便性だったりサービス面だったりで都合がいいところをおすすめします)
この領収書は大切なお守りです。これはテキストのしおりに使います。
(市販のテキストだけでも過去問集と合わせると1万円近くすると思います。ぜひはじめはこれをしおりにするのをおすすめします。)
そうです、いつも目につくところにあるのです。
いつも目につく所に、¥50.000の文字が踊るわけです。5万円あったら○○が買えたなぁ。5万円あったら○○が食べれたなぁ。そんなことを考えながら学習するのです。未来の自分のために!
講義は週2か週3で朝9時から12時過ぎまでだったと思います。
1回3時間の講義を2ヶ月間で、宅建士の資格についてのテキストをおさらいするので
1回で10ページから50ページくらい進みます。結構ファンキーですが、頑張りましょう。
模擬試験ももちろんついていましたし、予想問題とかほかの学習生の中で自分のレベルが今どのあたりかを把握するのには非常によかったです。なによりもわからんところを直接先生に訊けるっていうのは非常にいいですね。これにおいてはプライオリティ!プライスレスです。
ちなみにたった2ヶ月だけの講義パックを受ける人っていうのはかなりイレギュラーなようで数件の資格学校に電話しましたが10月で試験に落ちるだろうから、落ちたあとに始まる12月頃から始まるみっちりコースに入る人がプレ勉強しに来るみたいな扱いをされていましたね。
転校生の気持ち。
そうなんです。みんな1年近く前(だめな人は数年前からずっと)からその資格学校に通っているわけです。
そんな中でみんなコミニティが出来ているわけです。
しかも試験日まであと2ヶ月っていう追い込み時期に、
「いままで独学で勉強していたけど、2ヶ月間だけ来たヤマモトさんです。」
なんて紹介されたら死にたいですよね。
ま、どうせお前来年も講義受けるんでしょ。みたいな空気感があります。
その空気感をバネにして頑張ります。
ちなみに第一回の授業は模擬テストだったのですが、1番を取ったのは私でした。
セレブな方々は1年近く前から通ってらっしゃるわけです。(3年前から落ち続けて通い続けている人も。)
結果が出たあと、担当の講師が、みんなの前で独学のヤマモトさんが一番って・・・みたいな檄を飛ばしてくれたお陰で馴染めず2ヶ月間アウェイ感しかなかったです。辛い。いいもん。慣れてるもん。
これでおわかりの通りただ漠然と講義受けてたら受かるわけじゃなくまじめに過去問といてたら独学でも十分いけるんです。てか、原付き落ちた私でもうかりましたので。
資格学校で貰ったテキスト類は一切使わない。
テキストは今まで使い慣れたやつを使いましょう。
なので私は学校のテキストと宅建塾のテキストの2冊を持っていきます。先生は当然学校のテキストに沿って講義を進めていきますが大事なのは先生の話していることの意味なのでそれはらくらく宅建塾のテキストに載ってます。
メモするときはそこにメモして、覚えやすいなぁと思える暗記方法があればそれを書き込みました。
逆に覚えにくい部分は、だいたいらくらく宅建塾のテキストに語呂合わせが載ってますのでそのまま暗記。
あくまで今までの独学への補完的な意味で、学習していました。
問題集は多少やりましたが、軸はやっぱり過去問ですので予想問題をするくらいなら過去問やってる方が良いと思います。
試験日に至る所に出没する資格学校の回し者。
試験会場の最寄り駅や試験会場付近の至る所で何か配ってます。
要約すると、落ちたらぜひうちに!みたいなパンフレットなのですが必ずもらってください。
なぜならそのパンフレット簡単に捨てられないように、予想問題が書いて有る場合があります。
ちなみに大事なのはその中でも5点免除にまつわるやつです。
内容 | |
---|---|
問46 | 住宅金融支援機構 |
問47 | 不当景品類及び不当表示防止法 |
問48 | 統計等 |
問49 | 土地 |
問50 | 建物 |
問48の統計なんかは、何が出るかわかんないのですがどっかの学校が配っていたパンフレットに載っていたやつがたまたま試験にでまして。
5点免除に関しては全部○でした。いえーい。
統計問題はニュースとか新聞とかで学習しないと意味がないので、住宅にまつわるなにかがニュースでやっていたらメインのテキストの一番後ろとか適当なところに書き込んでおきましょう。
まとめ
こんな感じで、無事に宅建士に合格しました。
なんか資格取ろうかな?って人も、仕事で取らなきゃまずいって人も、これから独学でやろっかなって人も、独学で行き詰まっている人も
とりあえず過去問やってればオーケー
なので、頑張ってください。
それでは長文にお付き合い頂きありがとうございました。
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1986年生まれ。五黄の寅の生まれ。中学校から女子校に通うが短大で中退。その後、夜の仕事をしながら25歳のときに宅建士の資格を取る。好きなように働いて好きなように生き、現在2児の母(長男5歳次男3歳)花沢不動産株式会社の立ち上げに参画し、主婦目線・女性目線での不動産選びやお部屋探しのお手伝い中。テキーラ好き。
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